心の復興目指し…アート作品公開制作 岩手

東日本大震災からの心の復興を目指すアート作品の公開制作が、岩手・盛岡市で行われている。
これは、文科省の定める「被災地の地域コミュニティ再生支援事業」の一環として盛岡市教育委員会が行っているもの。会場では、県内の沿岸被災地や神戸市などから招かれた10人の作家が作品を公開制作している。このうち、透明な樹脂に青い糸を閉じ込めた清涼感あふれるオブジェには、被災者の心を癒やしたいという願いが込められている。12日は、訪れた人が制作過程を眺めたり、作家に質問したりしていた。
公開制作は今月19日まで行われ、できあがった作品は沿岸の4市町村と盛岡市で9月から11月まで巡回展示される。