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近畿で大雨 土砂崩れで民家流され2人不明

2012年8月14日 11:36
近畿で大雨 土砂崩れで民家流され2人不明

 近畿各地では、14日未明から明け方にかけて100ミリを超える記録的な大雨となり、各地で被害が出ている。京都・宇治市では民家が流され、2人が行方不明となっている。

 14日午前4時までの1時間に74ミリの非常に強い雨が降った宇治市では、複数の住宅で床上浸水の被害が出ている。また、この雨で土砂が崩れて住宅1棟が流され、高齢の夫婦2人の行方がわからなくなっており、消防と自衛隊が捜索を続けている。さらに、宇治市内の府道、大津南郷宇治線でも土砂崩れで車1台が埋まっていて、救助活動が続いている。

 また、観測史上最大となる1時間に91ミリの雨を記録した大阪・枚方市では、60歳くらいの女性が用水路で倒れているのが見つかった。女性は意識不明の重体だという。

 大阪・門真市でも、大雨により、住宅に床下浸水の被害が出ている。また、大阪・島本町でも用水路からあふれ出した泥が住宅地に流れ込み、周辺の住宅が水につかっている。

 JRは14日午前10時現在、東海道線の京都~吹田、奈良線の全線などで運転を見合わせている。