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新たに高齢者2人が死亡 O-157食中毒

2012年8月16日 15:23
新たに高齢者2人が死亡 O-157食中毒

 札幌市などにある高齢者施設で発生した腸管出血性大腸菌「O-157」の集団食中毒で、16日、新たに2人が死亡し、高齢者の死亡者は計4人となった。

 新たに死亡したのは北海道・江別市の高齢者専用の賃貸住宅に入所していた90歳代の女性2人。2人はそれぞれ、5日と6日から血便などの症状があり、江別市の医療機関に入院して治療していたが、2人とも16日朝に死亡した。2人の便からはO-157は検出されなかったが、1日の朝食で、札幌の食品会社「岩井食品」が製造し、O-157の集団食中毒の原因となった白菜の浅漬けを食べていることから、北海道は死亡との関連が強いとみている。

 これでO-157の食中毒で死亡した高齢者は計4人で、この他に札幌市内の4歳の女児もO-157が原因で死亡していて、札幌市が関連を調べている。