尖閣・魚釣島上陸の地方議員ら10人を聴取
沖縄・尖閣諸島沖で戦没者の慰霊祭に参加していた日本人10人が尖閣諸島の魚釣島に上陸した問題で、沖縄県警は20日午前、この10人への事情聴取を始めた。
事情聴取を受けているのは魚釣島に上陸した地方議員ら10人で、20日午前11時頃、県警八重山署に出頭した。
10人は19日朝、尖閣諸島の沖合で超党派の国会議員や団体メンバーらと共に慰霊祭に参加していたが、19日午前8時前、泳いで魚釣島に上陸し、約1時間半にわたって国旗を掲げるなどした。10人のうち5人は東京都や兵庫県などの地方議員で、国会議員は上陸しなかった。
警察は、立ち入り禁止場所への侵入を禁じた軽犯罪法違反の疑いもあるとして、上陸した10人から事情を聴いている。