介護ベッドの隙間に注意!手足挟む事故多発

介護ベッドの利用者が手足を挟むなどの事故が、昨年度までの5年間に179件あったとして、製品評価技術基盤機構(NITE)は注意を呼びかけている。
NITEによると、介護ベッドによる事故は、昨年度までの5年間で、死亡事故36件を含む179件あった。具体的には、ベッドの上で起き上がる時に握る手すりや、転落を防ぐための柵に頭や手足が入り込む事故が最も多いという。また、体が動きにくい人の場合は、柵などに首が乗っただけでも事故につながるという。
NITEは、年齢が高くなるにつれて事故が多くなる他、介護ベッドの使い始めの事故も多いとして、柵と柵の隙間などの危険性を十分認識するよう呼びかけている。