脳死男児から心臓移植の女児が退院 大阪
今年6月15日、国内で初めて6歳未満で脳死と判定された男児から心臓移植を受けた10歳未満の女児が24日、大阪大学医学部付属病院を退院した。
女児は拡張型心筋症を患っていたが、病院によると、手術後の経過は良好で、先月には自分で立って歩けるまでに回復。当初、「夏休み明け」とされていた予定よりも早い、手術から約2か月での退院となったという。
女児の両親は「大きな希望の光を与えていただいたと本当にうれしく思っています。ドナーとなったお子様とご家族に、心より感謝します」とコメントしている。
女児は、退院後も感染症などに注意が必要だが、運動は健康な同じ年齢の子供と同じようにできるという。