福島県産のコメ、全袋検査が始まる

今年、福島県内で収穫し、出荷する全てのコメについて行う放射性物質の全袋検査が25日、二本松市で始まった。
25日は二本松市の検査場で、23日に市内で収穫されたばかりの早場米の品種「五百川」の14袋がベルトコンベヤー式の検査機にかけられた。検査機の検出限界は1キロあたり11ベクレル未満で、農家や福島・佐藤県知事らが見守る中、1袋約10秒で検査は終わった。この結果、14袋全てで放射性物質は検出限界未満だった。
25日に検査が済んだコメは、28日から地元の直売所などで販売される予定。