宮城県で震度5強、男女が4人重軽傷

30日午前4時5分頃、宮城県内で最大震度5強の強い揺れを観測する地震があった。この地震で80歳代の女性が骨折するなど、男女4人がケガをしている。
気象庁によると、震源地は宮城県沖で、震源の深さは60キロ、マグニチュードは5.6と推定される。県内では、仙台市宮城野区と南三陸町で最大震度5強の強い揺れを観測した。地震による津波の心配はなかった。
消防などによると、仙台市太白区の80歳代の女性と登米市の71歳の女性がいずれも骨を折る大ケガをした他、名取市の男性と仙台市若林区の男性が軽いケガをした。
一方、最大震度を観測した南三陸町では、建物などに目立った被害は見られなかった。
「東北電力」によると、女川原発に異常は見られないという。県内での停電もなかった。