天皇陛下は、ブラジルの大統領とお別れの挨拶をされました。

天皇陛下は、国賓として来日中のブラジル・ルーラ大統領にお別れをするため、宿泊先を訪問されました。

夫人は公務で26日に帰国したため、大統領が1人で「温かな歓迎を忘れることはできません」と出迎えると、陛下は「両国の友好親善がますます深まったと確信しています」と握手を交わされました。

およそ20分の懇談で、大統領が地球環境問題などへの取り組みについて「陛下が水の問題に関心を持たれていることは非常に意義がある」と話し、陛下は「引き続き関心を持って研究していきたい」と応じられたということです。

大統領は27日、帰国します。