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2012年9月3日 16:28

栃木県の最終処分場、矢板市を提示~環境省

栃木県の最終処分場、矢板市を提示~環境省
(c)NNN

 福島第一原発の事故に伴って9つの都と県で発生している放射性物質に汚染された焼却灰などの指定廃棄物を最終処分する場所について、環境省は3日、栃木県については、矢板市を建設候補地として提示した。国が最終処分場の候補地を提示するのは初めて。

 福島第一原発事故で発生したゴミの焼却灰や汚泥のうち、放射性セシウムの濃度が一キロあたり8000ベクレルを超える指定廃棄物は、福島県以外にも岩手県や東京都、千葉県など計9つの都と県が抱え、その処理が問題となっている。

 そのため国は、各都県にある国有地の中から最終処分場の建設地を選定し、国の責任で処分する方針。3日、栃木・福田県知事と面会した環境省・横光副大臣は、全国で初めて、栃木県内で発生した指定廃棄物の最終処分場の候補地として、矢板市塩田にある国有林約4ヘクタールを提示した。

 今後、国は地元への説明会などを開き、理解を得る努力をしていく方針で、環境省は今月末までに、茨城県や宮城県などでも、それぞれの県内の最終処分場の候補地を提示する方針。