所在不明の高齢者764人の年金差し止め
厚労省は5日、医療機関などを長期間利用しておらず、所在を確認できない高齢者764人について、新たに年金の支払いを差し止めたと発表した。
厚労省は医療保険を1年以上使っていなかった76歳以上の高齢者を調査し、死亡が判明したり、所在が確認できなかったりした高齢者929人について、去年8月までの年金支給の差し止めを行ってきた。その後、さらに追加調査を行った結果、新たに764人について、今年4月までの年金の支給を差し止めたと発表した。
これにより、これまでに年金の支給が差し止められたのは計1693人となった。