オスプレイ配備撤回を~沖縄県民大会

沖縄・宜野湾市で9日、アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の普天間基地への配備反対を訴える大規模な県民大会が開かれ、オスプレイの配備計画の撤回と、普天間基地の閉鎖・撤去を求める決議が採択された。
県民大会は、宜野湾市の宜野湾海浜公園で9日午前11時から始まった。会場は、オスプレイ配備への怒りを表すシンボルカラーの赤い色で埋め尽くされた。
政府は、今年、海外で起きた2件のオスプレイ墜落事故について、いずれも人為的ミスによるもので機体に問題はないとして、沖縄への配備計画を推し進める考えだが、県民の納得にはほど遠い状況。大会に沖縄・仲井真県知事は出席しなかったが、壇上には県議会の全会派に加え、市町村長や経済界、労働団体の代表らが顔をそろえ、オスプレイ配備反対が沖縄の総意であることを示した。