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環境省、常磐道の除染業者の公募開始

2012年9月20日 13:45
環境省、常磐道の除染業者の公募開始

 環境省は、福島第一原発事故による警戒区域となっている常磐自動車道の本格的な除染に着手するため、作業に当たる事業者の公募を始めた。

 除染の対象となるのは、福島・大熊町など警戒区域内を走る常磐自動車道の21キロ区間で、通行の判断目安とした毎時9.5マイクロシーベルト以下に下げることを目指す。この除染によって、約2万2500立方メートルの廃棄物が出ると想定されるが、本線脇に確保してある土地を仮置き場として活用する方針。

 環境省は、公募による入札で事業者を選定し、年内には除染に着手して、来年6月末までに除染を完了させる計画としている。