オスプレイ試験飛行 計7機が延べ8回

アメリカ軍は21日、新型輸送機「MV22オスプレイ」の沖縄への配備に向け、一時駐機している山口・岩国基地で試験飛行を始めた。21日は合計7機のオスプレイが離陸し、延べ8回の試験飛行が行われた。
岩国基地を飛び立ったオスプレイは、瀬戸内海と関門海峡の上空を飛行し、山口・下関市の沖にあるアメリカ軍の訓練空域「Rー134」に向かったとみられている。
安全性が不安視されている中で試験飛行が行われたことを受け、岩国市・福田良彦市長は「現実として準備飛行が行われたわけであります。地域住民の安全・安心を確保できるように、しっかりと対応して参りたいと思っています」と述べた。
また、オスプレイの配備が予定される沖縄・普天間基地のゲート前では、21日夕方から市民約80人による座り込みが行われた。