中国船、一時9隻が接続水域に 緊張続く

沖縄・尖閣諸島の周辺海域では、22日から23日朝にかけても中国の監視船9隻が一時、日本の接続水域を航行するなど、依然として日中間の緊張状態が続いている。
海上保安庁によると、23日午前5時半時点で、尖閣諸島沖の日本の接続水域では、中国の漁業監視船3隻が航行している他、接続水域の外側の海域に複数の監視船がとどまっている。一時は最大で9隻の監視船が接続水域を航行し、中国漁船への立ち入り検査も行った。海上保安庁の巡視船は警戒を続けており、尖閣諸島の周辺海域では、依然として日中間の緊張状態が続いている。
一方、21日に接続水域に入った台湾の巡視船については、22日は姿を確認できなかったという。