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台湾の漁船団、尖閣周辺の接続水域内を航行

2012年9月25日 8:17
台湾の漁船団、尖閣周辺の接続水域内を航行

 日本の沖縄・尖閣諸島の国有化に抗議するため、日本時間24日に台湾を出港した漁船団が25日朝、尖閣諸島周辺に到着し、接続水域内を航行しているのが確認された。

 海上保安庁によると、25日午前6時頃、尖閣諸島・魚釣島の西南西約32キロの接続水域内で、台湾の漁船約40隻から50隻が確認された。台湾の巡視船約10隻も、接続水域内の漁船の周辺を航行している。漁船団は、尖閣諸島の領有権を主張するのぼりや横断幕を立てており、魚釣島に向けて航行しているという。

 台湾の漁船団は日本時間24日夕方、台湾北東部・宜蘭の港を出航し、沖合で操業する別の漁船団と合流して、約120隻の船団で尖閣諸島へ向かったとされている。

 中国の監視船も引き続き、周辺海域にとどまっており、日中台の船が尖閣諸島周辺でにらみ合う形となっている。

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