オスプレイ向かう普天間基地周辺で抗議活動

アメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」の山口・岩国基地から沖縄・普天間基地への移動が、2日も行われている。岩国基地を飛び立った3機は、まもなく普天間基地へ到着するものとみられる。
1日に岩国基地から飛来した6機のオスプレイは、普天間基地の駐機場に止められていて、2日朝は、アメリカ軍兵士が点検をする様子が見られた。岩国基地を飛び立った3機は、まもなく普天間基地へ到着するものとみられる。
オスプレイの配備にあたり、日米間では、なるべく市街地の上空を飛ばないことや、機体が不安定になりやすいとされるプロペラを傾けた転換モードや、ヘリコプターモードでの飛行はできるだけ基地の上空に限ることなどが合意されたが、1日の6機は、いずれも市街地上空で転換モードやヘリコプターモードで飛行した。
普天間基地周辺の公園や滑走路の近くでは、市民が、たこや風船を揚げてオスプレイの飛行に抗議する活動をしていて、住民の不安と怒りは収まりそうにない。