いわき市、双葉町の役場機能移転受け入れへ

福島・いわき市は2日、現在、埼玉県に役場機能を置く福島・双葉町について、市内への役場機能移転を受け入れる考えを示した。
これは、いわき市・渡辺市長が2日の会見で明らかにしたもので、先月、双葉町・井戸川町長がいわき市を訪問した際に、「双葉町の役場機能の移転を受け入れる考えがある」と答えたという。いわき市はこれまでに、福島県の広野町と楢葉町の役場機能の移転をはじめ、福島県の大熊町や富岡町、浪江町の役場の出先窓口の開設を受け入れている。
渡辺市長によると、今回の双葉町からの要望は役場機能の移転だけで、「仮の町(=町外コミュニティー)」については触れられなかったという。