田中法相、外国人経営の会社から献金

民主党・田中慶秋法相が代表を務める民主党神奈川県第5区総支部が、06年から09年までの4年間、台湾出身の男性が経営する会社から計42万円の献金を受けていたことがわかった。政治資金規正法では外国人が経営する企業からの献金を原則として禁止しており、献金は3日に全額返したという。
田中法相は、詳しい事実関係を調査し、改めて説明すると述べた上で、閣僚の辞任については「考えていない」と否定した。
この問題について、自民党・安倍総裁は4日、事実であれば田中法相の辞任を求めていく考えを示した。
一方、藤村官房長官は4日、「調査中で、詳細は改めて説明するということなので、この段階で言う話ではない」と述べている。