田中文科相、山中教授に電話で祝福

田中文科相は8日夜、iPS細胞(=人工多能性幹細胞)の生みの親で、今年のノーベル生理学・医学賞を受賞することが決定した京都大学・山中伸弥教授(50)と電話で話し、祝福するとともに、山中氏をたたえた。
山中氏は「ありがとうございます。本当に日頃からご声援いただいているおかげで、本当に感謝しております」と返した。
その後、田中文科相は「身近な医学の再生医療というものが、iPS細胞でもって研究が進んでいるということが督励して、人類の幸せに結びつくことだからと思って、財務省にも少々陳情もいたしましたし、こういう分野こそ、いくら財政が厳しくても特化するべきではないかということを(お願いした)。人類の幸せに日本の研究者が貢献できるということはすばらしいと、改めて思います」と話した。