不発弾周囲に盛り土、運航再開へ 仙台空港

29日夜に戦時中の不発弾が見つかった仙台空港で、安全対策のため土を盛る作業が終了し、航空各社は31日の始発便から運航を再開する。
東日本大震災の復旧工事中に滑走路近くで見つかった不発弾は、長さ110センチ、重さ250キロで、第2次世界大戦中のものとみられている。この影響で、仙台空港では30日、全ての便が欠航となった。
仙台空港事務所は、安全対策として不発弾の周りに高さ3メートルの土を盛る作業を行い、31日未明に終了した。これを受けて、航空各社は31日の始発から運航を再開する予定だが、滑走路の一部が使用できないため、ダイヤの乱れも予想されている。