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アルミ缶破裂事故、再現実験で注意呼びかけ

2012年11月2日 22:11
アルミ缶破裂事故、再現実験で注意呼びかけ

 先月、東京メトロ・丸ノ内線の車内で業務用洗剤を入れたアルミ缶が破裂して16人がケガをした事故を受け、NITE(=製品評価技術基盤機構)が、事故で破裂したのと同じようなアルミ缶やアルカリ性の業務用洗剤を使って事故の状況を再現する実験を行い、注意を呼びかけた。

 実験では、業務用洗剤をアルミ缶に移しかえふたを閉めて放置したところ、約3時間半後に破裂。さらに、缶の内部に傷がある場合は化学反応が早まり、約32分後に破裂した。

 NITEは「今までに同じような事故の報告はない」としながらも、洗剤を指定容器以外に移したりせず、禁止事項を守って使うよう注意を呼びかけている。