「暖冬」予報から一転…寒い冬に～気象庁

　気象庁は２２日、１２月から来年２月までの３か月予報を発表した。これまでの「暖冬」の予報から一転、北日本を除いては寒い冬になりそうだという。

　発表によると、東日本から西日本、沖縄・奄美地方の気温は低温傾向となる可能性が高いという。日本で暖冬になる要因のエルニーニョ現象が終息したことと、熱帯地域の海水温が高いことから起こる偏西風の蛇行によって、日本付近に寒気が入りやすくなるためとしている。特に来月と来年１月は、東日本より西の地域で冬型の気圧配置になりやすく、日本海側では雪の量も多くなるという。

　気象庁は、先月までの長期予報では「北日本を除いて暖冬傾向」としていた。