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高校生と知事が「今後の岩手」を意見交換

2012年11月26日 21:03
高校生と知事が「今後の岩手」を意見交換

 東日本大震災の津波で被災し、岩手・大船渡市の仮校舎で授業が行われている岩手県立高田高校で26日、県政懇談会「『がんばろう!岩手』意見交換会」が開かれ、被災地の高校生と達増県知事が参加した。

 高田高校2年・高橋敦浩さん「『被災して大変な県』ではなく、立ち上がって『皆が楽しく暮らす県』と思われる自分のふるさとにしたい」

 これは、被災地の高校生の声を復興に生かそうと開かれたもので、26日は気仙地方の4校から8人の生徒が参加、今後の岩手に望むことや将来の目標を話した。母親を亡くした生徒や仮設住宅から通う生徒もいたが、「震災で命の大切さを考え、医師になろうと決めた」など頼もしい意見が相次ぎ、達増知事は「私も頑張らねば」と決意を新たにしていた。

 高校生との意見交換会は、来年2月までに沿岸の計4か所で開かれる。