気仙沼港のカツオ水揚げ、16年連続日本一

三陸沖での今シーズンのカツオ漁が終わり、宮城・気仙沼市の気仙沼港が生鮮カツオの水揚げ量で16年連続の日本一となった。気仙沼市・菅原市長が5日の定例記者会見で発表した。
気仙沼港での今年の生鮮カツオの水揚げ量は1万9221トンで、東日本大震災のあった去年の量を約5000トン上回っている。三陸沖でのカツオ漁は先月26日の水揚げ分で終了する中、2位の千葉・勝浦港との間に1万トン以上の水揚げ量の差があることから、気仙沼港が16年連続で生鮮カツオの水揚げ日本一となることが決まった。
気仙沼市は冷凍・冷蔵施設や水産加工施設の復旧を後押しし、今後も日本一の座を守っていきたい考え。