ＰＡＣ３の沖縄配備、７日でほぼ完了へ

　北朝鮮が発射を予告している事実上の弾道ミサイルに対応する地上配備型の迎撃ミサイル「ＰＡＣ３」の沖縄への配備は、７日でほぼ完了する。

　沖縄本島中部・中城湾港には、６日に引き続き、７日朝も海上自衛隊の輸送艦が入港し、ＰＡＣ３の残りの機材や隊員を降ろした。

　沖縄本島では、那覇市と南城市の航空自衛隊の基地内にＰＡＣ３が配備される計画で、すでにＰＡＣ３が到着した石垣島や宮古島とあわせて、県内へのＰＡＣ３の配備は７日でほぼ完了する。

　また、森本防衛相が“ミサイル”の破壊措置命令を出したことを受け、７日朝、自衛隊の担当者が石垣市を訪れ、発射に備えた部隊の配備計画などを説明した。