“解散命令”堀越学園の学生ら対象に説明会

解散命令が出される学校法人「堀越学園」(群馬県)が運営する大学などの学生らを対象に、8日、群馬・前橋市で国の説明会が開かれた。
説明会は、堀越学園が運営する「創造学園大学」などに通う学生らが、学校法人の解散後も他の学校などに通えるよう支援するため、文科省と群馬県が開いたもの。
堀越学園は、入学者数の低迷やずさんな経営で財務状態が悪化し、法律違反もあったため、来年3月までに解散命令が出されることが決まっている。文科省は、少しでも早く転学先を探して手続きするよう勧め、受け入れを表明した181校を提示した。
創造学園大学の在学生からは「(説明を聞いて)つぶれるということがわかった」「もっと細かい相談ができるかなと思って来たんですけど、思うようには話が進まない。問題はまだまだ山積」といった声が聞かれた。また、これまで取得した単位がどこまで認められるかなど、不安の声も上がっている。