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社会
2012年12月11日 10:26

敦賀原発2号機 廃炉の可能性が濃厚に

敦賀原発2号機 廃炉の可能性が濃厚に
(c)NNN

 福井・敦賀原発の敷地内を通る破砕帯について、原子力規制委員会の専門家会合は10日、「活断層の可能性が高い」との判断で一致した。これを受けて、原子力規制委員会・田中委員長は「このままでは再稼働は困難」との認識を示した。これによって、敦賀原発2号機は廃炉となる可能性が濃厚になっている。

 敦賀原発には、全国の原発で唯一、敷地内に「浦底断層」と呼ばれる活断層が通っており、そこから枝分かれする形で、原子炉建屋の真下に向けて数本の破砕帯が延びている。

 10日の会合では、今月初めに行われた現地調査を基に、2号機の原子炉建屋の真下を通る破砕帯が浦底断層に引きずられて動くかどうかが議論された。専門家からは「浦底断層がマグニチュード8程度の大規模な地震を起こす可能性があり、2号機の真下を通る破砕帯も引きずられて動く活断層である可能性が高い」との指摘が相次いだ。

 国の指針では「活断層の上に安全上重要な施設はつくらない」と決められており、田中委員長は「このままでは再稼働は認められない」との見解を示した。