隠岐諸島沖の船に3人 北朝鮮の船と伝える

11日、島根・隠岐諸島近くの公海上で見つかった不審船に、少なくとも3人の人が乗っており、北朝鮮の船であると伝えてきていることがわかった。
不審船は11日午後、島根・隠岐諸島の北東140キロの公海上で、第八管区海上保安本部の航空機が発見した。その後、巡視船3隻が現場で船に接近し、甲板の上に少なくとも3人の人がいることを確認したという。
さらに、巡視船が搭載している電光掲示板を使って呼びかけたところ、船は北朝鮮のもので、故障していると伝えてきた。操舵(そうだ)室の前面には、ハングルらしき文字も確認できるという。海上保安本部は、夜が明けるのを待って接触を試みる方針。