アルミ缶破裂 再現実験で検証~東京消防庁
10月に東京・文京区の地下鉄「東京メトロ」の車内で、洗剤を入れたアルミ缶が破裂し、乗客16人が軽いケガをした事故を受け、東京消防庁は再現実験で危険性を検証した。
東京消防庁はアルカリ性の洗剤をアルミ缶に入れて、事故の状況を再現、危険性を検証した。実験では、洗剤をアルミ缶に入れると、約4時間で反応が始まり、水素が発生。6時間を過ぎると、洗剤があふれ出し、アルミ缶に穴が開いた。缶が密封されていた場合、破裂する可能性があるという。
東京消防庁は、大掃除の機会が増える年末を前に実験映像をホームページで公開し、洗剤の適切な使用を呼びかけている。