活断層か 東通原発で2日目の現地調査

東通原発(青森・東通村)の敷地内にある断層が活断層かどうかを調べる原子力規制委員会の現地調査は、13日に引き続き、14日も行われている。
2日目の現地調査は午前9時頃から行われ、原子力規制委員会・島崎委員長代理と専門家の5人が改めて地層の状況などを調べている。
地層のずれやたわみについて、「東北電力」は「地層が水を吸って膨張したもので、活断層ではない」と説明している。これに対し、島崎委員長代理は13日、「活断層に関連したものと考えられる」と述べ、東北電力の説明に疑問を投げかけた。調査団は「正確に判断するのはまだ難しい」としており、断層が動いた時期など、全体像を把握するため調査を続けている。
活断層の可能性が高いと判断されれば、東通原発の再稼働に影響する。