金賢姫元死刑囚、拉致被害者について証言

北朝鮮による拉致被害者の家族らが出席し、都内で開かれたセミナーで14日、北朝鮮の元工作員・金賢姫元死刑囚が拉致被害者について証言したビデオが流された。
金元死刑囚はビデオの中で、「招待所を回りながら(世話係の)お母さんたちの話を聞いたら、相当、日本人(拉致被害者)がいるんだなと」「他の男の工作員が日本人夫婦から(日本語を)教えられたと(言っていた)」と証言。さらに、「招待所でフランス人拉致被害者の写真を見た」と証言した。
また、会場では、朝鮮労働党の元作戦部資材調達係で6年前に脱北した男性が、脱北する直前に友人から、拉致被害者の横田めぐみさんが「ハン・スネ」という名前で生活しているという情報を聞いたと話した。