永世棋聖・米長邦雄さん 前立腺がんで死去

日本将棋連盟の会長で永世棋聖・米長邦雄さんが18日午前7時18分、前立腺がんのため都内の病院で死去した。69歳だった。
米長さんは09年に前立腺がんであることを公表し、治療を続けてきた。
63年にプロデビューし、その後、「棋聖」や「十段」など様々なタイトルを獲得。93年には史上最年長の49歳11か月で「名人位」を獲得した。現役を引退した03年には紫綬褒章を受章。その後、日本将棋連盟会長として、講演会や執筆活動などを通し、将棋界の発展に努めてきた。
米長さんの葬儀・告別式は未定。