沖縄で少女に性的暴行の罪、米兵に懲役5年判決 少女の証言は「十分に信用できる」 那覇地裁
沖縄で、16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行を加えた罪に問われたアメリカ空軍兵の男に対し、那覇地裁は懲役5年の判決を言い渡しました。
アメリカ軍嘉手納基地に所属する空軍兵、ブレノン・ワシントン被告は去年12月、沖縄本島中部の公園で少女に声をかけ、車で自宅へ連れ込んだ上、性的暴行を加えた罪に問われました。
那覇地裁は13日の判決で、事件当日、「被告に実年齢や拒絶の意思を伝えた」とする少女の証言は「十分に信用できる」として、被告の無罪主張を退け、懲役5年を言い渡しました。検察の求刑は懲役7年でした。
この事件を巡っては、発生から半年間、事件に関する情報が警察や検察から沖縄県に伝えられなかったことが問題となり、通報体制が見直されました。
最終更新日:2024年12月13日 16:14