冬の味覚 ナマコ漁始まり、港に活気 青森
青森・横浜町で、正月の食卓に欠かせない冬の味覚・ナマコの漁が22日に始まり、港は水揚げで活気づいた。
横浜町のナマコ漁はシケのため、予定より2日遅れて22日から始まった。午前7時、町内3つの漁港から87隻の漁船が出漁し、沖合2キロの陸奥湾で1時間半にわたって底引き網漁をした。港では、漁師たちが漁を終えた船の上で、ナマコの大きさごとにたるに詰めて水揚げした。22日は加工用を中心に35トンが水揚げされ、一キロ当たり2200円と去年より約200円の高値で取引された。
軟らかく味が良いと評判の横浜町のナマコ。漁は29日まで行われる。