日航機がスリップ、滑走路閉鎖 欠航便も

岩手・花巻空港で25日夕方、「日本航空」の旅客機が着陸した後にスリップし、機体の前輪が滑走路脇にはみ出すトラブルがあった。このトラブルで花巻空港は滑走路を閉鎖し、26日も午前の便が計6便欠航するという。
日本航空などによると、25日午後5時20分頃、新千歳発花巻行きの日本航空2837便が花巻空港に着陸後、滑走路を走行中にスリップし、前輪が約10メートル、草地にはみ出して停止するトラブルがあった。乗客・乗員45人にケガはなかった。
空港事務所によると、事故当時、花巻空港は雪が降っており、約10センチの積雪があったが、着陸の約40分前に滑走路の除雪作業を行ったという。
国交省の運輸安全委員会は現地に調査官を派遣し、26日から原因を調べる予定。