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社会
2013年2月18日 18:25

規制委、東通原発「活断層の可能性高い」

規制委、東通原発「活断層の可能性高い」
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 青森・東通原発の敷地内を通る断層をめぐり、原子力規制委員会の専門家会合は18日、「活断層の可能性が高い」との見解をまとめた評価書案を示し、大筋で合意した。

 評価書案では、東通原発の敷地内を通る複数の断層について、原発の安全上考慮すべき活断層の可能性が高いと指摘している。問題の断層は、原子炉建屋の近くを通っていることから、大幅な耐震性の見直しが必要となり、15年7月を目標としている運転再開は遅れる見通し。

 また、評価書案では、原子炉建屋の真下を通る別の断層についても活断層の可能性が指摘され、「東北電力」に対してさらに説明を求めた他、敷地の外も含めた詳細な地質調査が必要だとしている。一方、東北電力は評価書案に対し、「地層のズレは地下水の上昇による地層の変化で、活断層ではない」と強く反論し、追加の調査を行う方針。

 専門家会合は今後、他の専門家からも意見を聞いた上で、正式な評価書を取りまとめ、原子力規制委員会に提出する。