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社会
2013年3月28日 12:23

“後見制度違憲判決”国控訴「怒り感じる」

“後見制度違憲判決”国控訴「怒り感じる」
(c)NNN

 成年後見人をつけた人は選挙権を失うとする公職選挙法の規定を憲法違反とした判決に対し、国が27日に控訴したことについて、原告の父親が28日午前、「怒りを感じる」と話した。

 この裁判は、茨城県に住むダウン症の名兒耶匠さんが、成年後見人をつけたことで選挙権を失ったのは不当だとして国を訴えたもので、東京地裁は原告の訴えを認め、公職選挙法の規定は憲法違反とする判決を下した。

 名兒さんの父親・清吉さんは記者会見で、「(国の控訴は)本当にがっかりというよりは、残念なのと、それからあきれました」「違憲状態をそのままにしておいていいのかと、本当にものすごい怒りを感じています」と話した。

 国の控訴について、原告側は「選挙権の回復を願っている人にさらなる苦痛を与えるものだ」との抗議声明を出した。