大阪市 勤務中のたばこ携帯を禁止へ
服務規律に反して勤務時間中の職員の喫煙が相次いでいる大阪市は、全ての職員に対し、勤務中のたばこの携帯を禁止する方針を決めた。
勤務時間中にたばこの携帯を禁止する方針は、相次ぐ職員の喫煙による処分に歯止めをかけようと設けられた。大阪市職員の喫煙をめぐっては、去年5月、橋下市長が勤務時間中や事務所での喫煙を禁止する通達を出したが、5日にも港湾局の男性職員(43)が勤務時間中に職場の倉庫内でたばこを吸っていた。
大阪市は、市長部局で来月までの1年間で懲戒処分を48件以内とする目標を掲げているが、すでに44件の処分が下り、中でも喫煙による処分が11件と4分の1を占めることから、さらなる引き締めを図った形。