便乗だ…笑笑の運営会社、任天堂商標に異議

ゲーム機メーカー「任天堂」が、居酒屋チェーン「笑笑」とほぼ同じ商標を登録したとして、「笑笑」の運営会社「モンテローザ」が取り消しを求める異議を申し立てたことがわかった。
問題となっているのは、任天堂のゲーム機「WiiU」の画面に表れる「わらわら広場」や、アルファベットの「WaraWara」という商標。任天堂は、この商標を去年、特許庁に登録したが、モンテローザが先月、商標登録の取り消しを求めて特許庁に異議を申し立てた。
モンテローザによると、「笑笑」の商標は、2010年以前に漢字や平仮名、アルファベットですでに登録していて、「消費者の年齢層もほぼ重複し、商標の便乗は許されない」としている。すでに、「わらわら広場」が、「笑笑」に関するゲームなのか、という問い合わせもきており、アメリカなどでも同様の対応を取る方針。
任天堂は、「申し立てについては現時点で把握していないが、十分検討した上で出願した」としている。