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2013年5月16日 3:12

敦賀原発2号機下に「活断層」…規制委報告

敦賀原発2号機下に「活断層」…規制委報告
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 福井・敦賀原発2号機の真下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合は「活断層だ」と断定する報告書をまとめた。再稼働の見通しが立たなくなった2号機は、廃炉に追い込まれる可能性がある。

 2号機の真下を通る断層が活断層かどうかをめぐり、専門家会合は去年12月に現地調査を行い、検討を続けてきたが、15日、この断層が「原発の重要な施設に影響を与える恐れのある活断層だ」と断定する報告書をまとめた。

 規制委員会は来週にも対応を協議し、2号機の安全審査を行わない方針を示す見通し。今後、事業者である日本原子力発電が活断層ではないことを証明する新たなデータを示さない限り、2号機は再稼働できず、廃炉に追い込まれる可能性がある。

 今回の判断を受けて日本原電は、「科学的・合理的な判断とは言えない」と反論し、「公権力の行使に携わる規制当局として、誠に不適切である」との厳重抗議文を提出した。また、緊急会見した同社の濱田康男社長は「2号機を直ちに廃炉にする可能性はない」と述べ、7月に新たなデータを提出する方針を示した。