社会
2013年6月11日 21:38
震災から2年3か月 岩手沿岸部で一斉捜索

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東日本大震災から2年3か月となる11日、津波の被害を受けた岩手県の沿岸部では行方不明者の一斉捜索が行われた。
東日本大震災による岩手県内の行方不明者は今月5日現在で1150人となっている。このうち217人がいまだ行方不明となっている陸前高田市では、大船渡警察署の署員13人が、高田松原があった場所に近い古川沼で捜索にあたった。
この場所は去年も捜索が行われたが、行方不明者の家族の要望により、今回も捜索が行われた。
海岸部の多くは復旧工事が始まっていて、捜索箇所も限られてきているが、警察官たちは胸まで水につかりながら、行方不明者の手がかりを求めて真剣に捜索にあたっていた。
一斉捜索は12日も3つの警察署管内で行われる。