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社会
2013年6月18日 21:36

“送迎バスで園児被災”裁判が結審 宮城

“送迎バスで園児被災”裁判が結審 宮城
(c)NNN

 東日本大震災直後、幼稚園の送迎バスで津波に遭い死亡した園児の遺族が、幼稚園側に損害賠償を求めている裁判が18日、結審した。

 この裁判は宮城県石巻市の日和幼稚園の園児4人の遺族が、幼稚園側に約2億7000万円の損害賠償を求め、仙台地裁に訴えを起こしているもの。これまでの裁判で遺族側は、「大津波警報の発令中にもかかわらず、情報収集を怠り、高台の幼稚園から園児を乗せ、送迎バスを海側に走らせた」と主張。一方で幼稚園側は、「石巻に大津波が到達すると具体的に予見することは不可能だった」と反論していた。

 18日は双方が最終的な主張を盛り込んだ書面を提出して裁判は結審し、裁判所は判決の日を9月17日に設定した。一方、閉廷後、裁判官は30分ほど別室で双方から和解に向けた意思の確認を行った。18日の時点では和解は成立しておらず、来月18日にも協議が行われる。