登録から一夜、三保松原に多くの観光客
富士山の世界遺産登録決定から一夜明けた23日、静岡市三保松原に多くの観光客が訪れた。
22日、大逆転で登録が決まった三保松原では、23日朝から観光バスが詰め掛けるなど多くの観光客でにぎわった。普段は週末でもすいているという駐車場も、交通整理が行われるほどの混雑で、他県ナンバーの車も目立った。
一方、観光面では新たな試みも始まっている。富士市に本社がある「富士急静岡バス」では、先週から富士山を1日で一周するツアーを始めた。
登録が決まった直後の23日は、フィリピンからの観光客11人が参加し、富士宮市の富士山本宮浅間大社や白糸の滝などを訪れた。参加者たちは神社の由来を聞いて日本文化への理解を深めるとともに、富士山の世界遺産登録決定を喜んでいた。