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「もんじゅ」断層調査、1日目終了 福井

2013年7月18日 1:57
「もんじゅ」断層調査、1日目終了 福井

 原子力規制委員会の現地調査団は17日、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」の敷地内を通る断層が活断層かどうかを判断する1日目の調査を終えた。

 調査団の団長役を務める島崎委員長代理は「海側および山側両方に関してもさらに必要な調査があるのではないかと(事業者に)お伝えしました」と述べ、もんじゅ周辺の地形の追加調査や、原子炉の直下を通る断層の延長部分をさらに掘り進めて調べるべきとの認識を示した。

 調査団は17日は敷地から約500メートル離れたところを通る活断層の調査を行い、この活断層が、地震で動いた際にもんじゅ直下の断層も一緒に動く可能性があるかどうかなどを調べた。

 18日は、もんじゅ近くの海岸や山中に入って詳しい地形調査を行う予定。