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長野・諏訪湖の花火大会 強雨と風で中止

2013年8月16日 9:00
長野・諏訪湖の花火大会 強雨と風で中止

 15日に長野・諏訪湖で行われていた花火大会は、強い雨と風のため中止となり、帰宅できない人たちで混乱した。

 15日午後7時からスタートした花火大会は、50万人の観客が集まったが、強い雨と風のため20分余りで中断され、中止となった。帰宅しようとした見物客が殺到した諏訪市の上諏訪駅前は午後9時過ぎ、入場制限がかかり、長い列ができた。激しい雨などによる交通機関の乱れから帰宅できない人のために、避難所として諏訪市の施設や小学校の体育館などが開放された。

 15日午後4時過ぎから降り始めた雨は、諏訪で午後8時半までの1時間に観測史上最高の74.5ミリを記録した。JR中央東線は15日午後7時半過ぎから運転を見合わせていたが、午後11時に運転を再開した。岡谷市と下諏訪町で77軒の浸水被害が確認されており、長野地方気象台は諏訪地域に土砂災害警戒情報を出して警戒を呼びかけた。