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社会
2013年11月25日 23:18

遺族補償年金受給、男女差は違憲~大阪地裁

遺族補償年金受給、男女差は違憲~大阪地裁
(c)NNN

 公務員の遺族補償年金をめぐり、夫が受給する場合にだけ年齢制限があるのは違法だとして教諭の妻を亡くした男性が訴えていた裁判で、大阪地裁は25日、男性の訴えを全面的に認めた。

 大阪府に住む男性は51歳だった当時、教諭だった妻が死亡し、公務災害と認定された。男性は遺族補償年金の支給を求めたが、「夫が受給する場合は、55歳以上が条件」として認められなかった。妻の受給には年齢制限がなく、男性は不平等だとして、地方公務員災害補償基金に決定の取り消しを求めていた。

 大阪地裁は25日、「女性の社会進出が進み、配偶者の性別で差別することは、法の下の平等を定めた憲法に違反している」として、男性の訴えを全面的に認めた。基金側は「判決を検討して関係者と協議の上、適切に対応したい」とコメントしている。