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社会
2013年11月26日 21:41

HIV感染血液を輸血 60代男性に感染

HIV感染血液を輸血 60代男性に感染
(c)NNN

 HIV(=エイズウイルス)に感染した人が献血した血液が、日赤の検査をすり抜けて2人に輸血され、このうち1人がHIVに感染していたことがわかった。

 厚生労働省によると、今月、献血した40代の日本人男性の血液から、HIV(=エイズウイルス)が見つかった。この男性は、今年2月にも献血していて、その際は、日赤の検査でHIVは見つからず、血液は2人の患者に輸血された。2人のうち60代の男性は、HIVに感染したことがわかり、もう1人は今後、検査するという。

 40代男性が2月に献血した血液は感染直後で、ウイルスの量がごくわずかだったとみられ、今月、精度の高い検査を3種類行い、うち1種類の検査でHIVが見つかった。この男性は、2月に献血する2週間前に男性との性的交渉があったということだが、献血前の問診票には事実と異なる内容を答えており、日赤は、エイズ検査目的の献血だった疑いが高いとみている。

 日赤は、来年夏に検査の精度をさらに高める予定だが、HIV感染直後のウイルス検出は難しいため、感染の疑いがある場合、献血は控えてほしいとしている。