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2013年11月26日 22:15

福島第一、使用済み核燃料の取り出し開始

福島第一、使用済み核燃料の取り出し開始
(c)NNN

 福島第一原発4号機で26日から、強い放射線を出し続ける使用済み核燃料の取り出し作業が始まった。

 1500体あまりの核燃料が保管されている福島第一原発4号機の使用済み燃料プールからは、これまでに未使用の燃料22体の1度目の移送が終わっている。そして、26日午後から、使用済み核燃料22体の取り出しが始まり、県の廃炉安全監視協議会の委員が視察した。

 使用済み核燃料は未使用の燃料に比べ、強い放射線を出すなど作業には危険が伴う。そのため26日は、水中にカメラを入れ1秒間に1センチずつ引き抜く慎重な作業となった。引き上げた燃料は専用の容器に入れられ、4号機よりもより安全な別の建屋の共用プールに移送、保管されることになる。東京電力では、4号機のプールに残る1500体余りの燃料を、来年末までに取り出す計画。

 事故が起きた原発から使用済み核燃料を取り出す作業は初めてで、安全性などを確かめるため、27日はIAEA(=国際原子力機関)が、現場を視察する予定。