日テレNEWS
社会
2013年12月16日 18:41

厚労省、原爆症の認定基準緩和を決定

 厚生労働省の分科会は、原爆症の認定基準について、心筋梗塞などの3種類の病気では、爆心地から約2キロメートル以内で被爆した場合には、原爆症と認めるなど基準を緩和することを決めた。

 これまでの認定基準では、被爆地点が爆心地から約3.5キロ以内などとし、がん以外の心筋梗塞、甲状腺機能低下症、慢性肝炎と肝硬変、白内障については、「放射線が原因である」と認められることが必要だった。放射線の専門医らで構成する厚生労働省の被爆者医療分科会は16日、被爆者を救済する観点から、放射線被ばくによるものと必ずしも明らかでない場合も含めて、認定基準を緩和することを決めた。

 新しい認定基準では、白内障以外の3つの病気について、被爆地点が爆心地から約2キロ以内、または原爆投下の翌日までに約1キロ以内に入った場合、白内障については約1.5キロ以内で被爆した場合には、積極的に認定するとしている。